静的ストレッチングにおけるリラクセーションをもたらす伸張感性と筋スティフネスの関係

DOI Web Site Web Site 参考文献14件
  • 酒井 吉仁
    富山医療福祉専門学校　理学療法学科 信州大学　大学院総合工学系研究科
  • 梅野 克身
    富山医療福祉専門学校　理学療法学科
  • 荻島 久裕
    富山医療福祉専門学校　理学療法学科
  • 辻 政彦
    富山医療福祉専門学校　理学療法学科
  • 上條 正義
    信州大学　大学院総合工学系研究科

書誌事項

タイトル別名
  • Relationship Between Stretching Feelings that Induce Relaxation and Muscle Stiffness During Passive Muscle Stretching
  • セイテキ ストレッチング ニ オケル リラクセーション オ モタラス シンチョウ カンセイ ト キン スティフネス ノ カンケイ

この論文をさがす

抄録

〔目的〕下腿三頭筋の静的ストレッチング実施時の伸張感覚と足関節角度，加圧力，筋束長，筋スティフネスの関係を検討した．〔対象〕健常な成人男性11名とした．〔方法〕ST時の伸長感として，筋の伸張を感じた時（FE1），気持ちの良い伸張と感じた時（FE2），伸張に痛みを感じた時（FE3）と，これら伸張感覚時の関節角度，加圧力，超音波画像診断装置で計測した筋スティフネスを解析した．〔結果〕FE2とFE3での関節角度，加圧力，筋束長がいずれにおいても差が少なかった．FE3で筋束長の短縮（防御反射），筋スティフネスの増加が5名の被験者で認められた．〔結語〕気持ちが良い伸張感覚でSTを行う場合には，ゆっくりと筋の伸張感覚を聞きながら行うことが必要である． <br>

収録刊行物

参考文献 (14)*注記

もっと見る

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ