高齢入院患者におけるサルコペニアの実態調査と栄養,ADL能力および認知機能との関連

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タイトル別名
  • Field Survey of Sarcopenia in Geriatric Inpatients and its Relation to Nutrition, Activities of Daily Living, and Cognitive Ability
  • コウレイ ニュウイン カンジャ ニ オケル サルコペニア ノ ジッタイ チョウサ ト エイヨウ,ADL ノウリョク オヨビ ニンチ キノウ ト ノ カンレン

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説明

〔目的〕本研究の目的は,高齢入院患者におけるサルコペニアの実態調査,サルコペニアと栄養,ADL能力および認知機能との関連を検討することである.〔対象と方法〕高齢入院患者60名(82.8 ± 7.5歳)を対象とし,SMI値からサルコペニア有症群と非有症群を分類した.調査項目は疾患名,入院病棟,入院期間,入院時血液生化学的検査,入院時ならびに調査時(2013年12月)FIM,MMSEとした.〔結果〕サルコペニア有症率の男女差はなく,病棟型別,疾患別の比較では有意差があった.ロジスティック回帰分析では入院時FIMが有意な変数であった.〔結語〕歩行が自立していない高齢入院患者のサルコペニアは入院時のADL能力と関連することが示唆される.

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