臨床場面で有用な足部および足関節の周径測定法の検討

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タイトル別名
  • Comparison of the Clinical Usefulness of Various Methods for Foot and Ankle Circumference Measurement
  • リンショウ バメン デ ユウヨウ ナ ソクブ オヨビ アシカンセツ ノ シュウケイ ソクテイホウ ノ ケントウ

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説明

〔目的〕足部および足関節の体積測定を3種類の周径測定法について,測定の信頼性,水槽排水法を用いた体積測定との関連,測定時間を調査し,より正確かつ効率的な方法を検討すること.〔対象と方法〕健常成人10名20足を対象とし,Figure of eight(FOE)法,FOE変法,FOE法とFOE変法の和のCombi法の3種類の周径測定法と水槽排水法にて足部および足関節の体積測定を行った.〔結果〕検者間信頼性については,FOE法,Combi法,FOE変法の順に高かった.水槽排水法との関連はいずれも強い正の相関が認められた.測定時間はCombi法がFOE法,FOE変法よりも長かった.〔結語〕FOE法による体積測定は測定誤差が少なく短時間で測定可能なため,より臨床的な測定法であることが示唆された.

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