頸椎関節モビライゼーション手技の違いが頭頸部屈曲運動に及ぼす影響

  • 今田 康大
    医療法人社団凛生会 目白整形外科内科
  • 遠藤 敦士
    医療法人社団苑田会 苑田第三病院
  • 竹井 仁
    首都大学東京大学院 人間健康科学研究科 理学療法科学域

書誌事項

タイトル別名
  • Effect of Different Cervical Spine Joint Mobilizations on Craniocervical Flexion Exercise: Analysis of Sternocleidomastoid Muscle Activity and Thickness and Longus Colli Muscle Thickness
  • 頸椎関節モビライゼーション手技の違いが頭頸部屈曲運動に及ぼす影響 : 胸鎖乳突筋筋活動および筋厚と頸長筋筋厚の測定による検討
  • ケイツイ カンセツ モビライゼーション シュギ ノ チガイ ガ トウケイブ クッキョク ウンドウ ニ オヨボス エイキョウ : キョウ サニュウトツキンキン カツドウ オヨビ キンコウ ト ケイチョウスジキンコウ ノ ソクテイ ニ ヨル ケントウ
  • —胸鎖乳突筋筋活動および筋厚と頸長筋筋厚の測定による検討—

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抄録

〔目的〕頸椎関節モビライゼーション手技の介入が,頭頸部屈曲運動時の胸鎖乳突筋の筋活動および胸鎖乳突筋と頸長筋の筋厚に影響を与えるかを,表面筋電図と超音波診断装置にて検討することを目的とした.〔対象と方法〕健常男性42名(平均年齢26.5歳)を無作為に,頸椎離開モビライゼーション,頸椎屈曲モビライゼーション,頸椎離開+屈曲モビライゼーション併用,安静座位の4群に分けて介入した.〔結果〕頸椎離開+屈曲モビライゼーション併用の介入後に,胸鎖乳突筋筋活動および筋厚変化率が低下し,頸長筋筋厚変化率が増加した.〔結語〕頸椎分節での離開と屈曲方向への徒手理学療法の介入は,頭頸部屈曲運動時の頸部屈曲筋群の筋活動や筋厚に影響を与えることが示された.

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参考文献 (11)*注記

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