座面側方傾斜時の肩甲帯と胸郭上での肩甲骨の動きについて

書誌事項

タイトル別名
  • Movement of the Shoulder Girdle and Scapula on the Rib Cage in Lateral Tilt Sitting
  • ザメン ソクホウ ケイシャジ ノ カタ コウタイ ト キョウカク ジョウ デ ノ ケンコウコツ ノ ウゴキ ニ ツイテ

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説明

〔目的〕座面側方傾斜時における肩甲帯,肩甲骨,体幹の動きを検討することを目的とした.〔対象と方法〕健常成人15名を対象に,傾斜板上での座位,座面を左右各々へ傾斜させた座位での上下部体幹角度,肩甲帯傾斜角度,肩甲骨回旋角度を計測し,3肢位間で比較した.〔結果〕両側ともに上下部体幹の座面傾斜と対側の側屈,座面傾斜側肩甲骨の胸郭上での下方回旋がみられた.一方,肩甲帯傾斜角度に有意差はなかった.〔結語〕座面側方傾斜時には上下部体幹の側屈と肩甲骨の胸郭上での下方回旋が生じ,肩甲帯傾斜角度は変化させずに対応することが示唆された.

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