高齢入院患者における下肢荷重率と等尺性膝伸展筋力の関係

  • 加嶋 憲作
    独立行政法人国立病院機構高知病院 リハビリテーション科
  • 山﨑 裕司
    高知リハビリテーション学院 理学療法学科
  • 河邑 貢
    独立行政法人国立病院機構高知病院 リハビリテーション科
  • 津田 泰路
    独立行政法人国立病院機構高知病院 リハビリテーション科
  • 大菊 覚
    独立行政法人国立病院機構高知病院 リハビリテーション科
  • 峯田 拓也
    独立行政法人国立病院機構高知病院 リハビリテーション科
  • 馬渕 勝
    独立行政法人国立病院機構高知病院 リハビリテーション科
  • 篠原 勉
    独立行政法人国立病院機構高知病院 臨床研究部

書誌事項

タイトル別名
  • The Relationship between the Weight-bearing Ratio and Isometric Knee Extension Strength of Elderly Inpatients
  • コウレイ ニュウイン カンジャ ニ オケル カシ カジュウリツ ト トウ シャクセイ シツ シンテン キンリョク ノ カンケイ

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説明

〔目的〕膝伸展筋力が下肢の体重支持能力に及ぼす影響を明らかにすることである.〔対象〕65歳以上の高齢入院患者237名とした.〔方法〕等尺性膝伸展筋力を0.20 kgf/kgから0.10 kgf/kg毎に区分し,各筋力区分の平均下肢荷重率を算出した.〔結果〕筋力水準の低い区分ほど下肢荷重率は低値を示した.0.30 kgf/kg未満の各筋力区分と,その他の全ての筋力区分との間に下肢荷重率の有意差が認められた.しかし,0.40 kgf/kg以上の筋力区分の間に,下肢荷重率の有意な差は認められなかった.〔結語〕等尺性膝伸展筋力と下肢荷重率には密接な関連があり,一定の筋力水準を下回った場合,下肢での体重支持が障害される. <br>

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