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- 上松 一永
- 信州大学医学研究科感染免
書誌事項
- タイトル別名
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- Molecules involved in characteristics of naive/memory B cells
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説明
T細胞活性化抗原, CD27分子がヒトメモリーB細胞の表面マーカーであることが判明し, 末梢血B細胞をIgDとCD27の発現によって3分画に区分して解析する手法が進んだ. すなわち, IgD+CD27-ナイーブB細胞 : circulating B cell 1 (cB1), IgD+CD27+メモリーB細胞 (cB2 ; いわゆるIgM memory細胞), IgD-CD27+メモリーB細胞 (cB3 ; いわゆるswitched memory B細胞) に分類し, 原発性免疫不全症候群や種々の疾患のB細胞病態解析に応用されている. ナイーブB細胞とメモリーB細胞はそれぞれ特異的な分子群の発現がみられ, また, 同様に発現がみられる分子においても機能に差異が認められる. こうした機能的に異なったB細胞サブセットおよびそのB細胞が特異的に発現する分子群は, 免疫学的記憶や低・高親和性抗体産生において重要な役割を担っている.
収録刊行物
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- 日本臨床免疫学会会誌
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日本臨床免疫学会会誌 27 (5), 309-314, 2004
日本臨床免疫学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204649228544
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- NII論文ID
- 10014046180
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- NII書誌ID
- AN00357971
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- ISSN
- 13497413
- 09114300
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- PubMed
- 15559319
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可