呼気および吸気時CT画像に基づく胸郭運動モデルの構築
書誌事項
- タイトル別名
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- Rib Cage Motion Model Construction Based on Patient-Specific CT Images Between Inhalation and Exhalation
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説明
胸郭の運動が一因となり呼吸による肺変形が引き起こされるため,胸郭の時系列の動きを知ることは肺内部の変形シミュレーションをする際に重要な知見となる.そこで,解剖学的知見とCT画像をともに用いる胸郭運動モデルを提案する.肋骨は肋横突関節と肋椎関節を結ぶ軸で回転運動をさせ,各肋骨の回転角度は呼気と吸気時のCT画像から求める.これにより,提案した胸郭運動モデルがポンプハンドル運動とバケットハンドル運動を定性的に再現できることを示す.さらに,呼気と吸気時のCT画像を用いて,提案した胸郭運動モデルにおける肋骨の回転角度算出手法の妥当性を検証する.
収録刊行物
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- Medical Imaging Technology
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Medical Imaging Technology 29 (4), 208-214, 2011
日本医用画像工学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204651501696
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- NII論文ID
- 130001206633
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- ISSN
- 21853193
- 0288450X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可