合同シンポジウム3-4  腸管免疫による自己免疫調節

  • 三宅 幸子
    順天堂大学 免疫学講座,国立精神・神経医療研究センター(NCNP)神経研究所 免疫研究部

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抄録

 腸管は最大の免疫組織であり,免疫応答の調節器官として注目されている.腸内環境を変化させることにより,自己免疫疾患モデルでは病態が変化することを報告してきたが,腸内細菌は自己応答性リンパ球,制御性リンパ球,自然リンパ球など様々な細胞の重要な免疫調節因子となる.腸管免疫がどのように自己免疫を調節するのか,また腸内細菌がどのように関与するのか,さらに自己免疫疾患における腸内細菌叢の変化について議論する.<br>

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