書誌事項
- タイトル別名
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- Experience on extracorporeal circulation of blood removal using centrifugal pump.
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説明
近年,脱血カニューレのサイズが限定される手術症例が増加している。落差脱血法だけでは血液流量が不足するため,遠心ポンプを脱血回路に組み込み,体外循環のシステムを作製した。これを低侵襲手術や脳分離体外循環を使用した,人工血管置換術などの症例で施行した。いずれの症例でも,目的の血流量を得ることができた。大腿静脈脱血でのカニューレは,Two Stage状のものが良好であった。術野からの脱血では回路内の陰圧が-40mmHgであったことから,小口径のカニューレでも可能だと考える。遠心ポンプ脱血は回路の変更の必要もなく,複雑な操作が必要な症例でも安全に行うことができた。
収録刊行物
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- 体外循環技術
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体外循環技術 26 (1), 40-42, 1999
一般社団法人 日本体外循環技術医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204654562304
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- NII論文ID
- 130004017956
- 10016366288
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- NII書誌ID
- AN1020635X
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- ISSN
- 18845452
- 09122664
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可