書誌事項
- タイトル別名
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- Redox Derivatization Chromatography
- サンカ カンゲン カガクシュ ヘンカン クロマトグラフィー
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抄録
酸化還元反応を液体クロマトグラフィー分離場に組み込むことによって,酸化還元反応性を有する化合物の選択的分離を可能にする酸化還元化学種変換クロマトグラフィーを創案した.酸化還元反応を二次的化学平衡として液体クロマトグラフィー分離場内に導入するオンカラム化学種変換法と,分離場を二つに分け,その中間で酸化還元反応によって化学種変換を行うオンライン化学種変換法を開発し,どちらも原理的に同じ分離選択性を発現することを明らかにした.また,それぞれの方法について,多孔質グラファイトのもつ接触的酸化還元作用を利用した化学的酸化還元化学種変換法と,電極を用いる電気化学的酸化還元化学種変換法を考案した.さらに,オンライン酸化還元化学種変換法は,二次元クロマトグラフィーシステムに組み込むことによってきわめて高い選択性をもつ分離分析法となりうることを示した.
収録刊行物
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- 分析化学
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分析化学 62 (11), 985-1000, 2013
公益社団法人 日本分析化学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204660257408
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- NII論文ID
- 10031196847
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- NII書誌ID
- AN00222633
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BC3sXhvVyhurzM
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- NDL書誌ID
- 025010125
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- ISSN
- 05251931
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可