書誌事項
- タイトル別名
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- Development of Analytical and Separation Systems Using Ternary Complexation Characteristics of Tris(β-diketonato)lanthanides
- トリス(v-ジケトナト)ランタノイド サクタイ ノ サンゲン サクタイ ケイセイ トクセイ オ カツヨウ スル ブンリ ブンセキ システム ノ コウチク
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抄録
トリス(β-ジケトナト)ランタノイド錯体の特徴を活用した分離・分析システムを,著者らの研究成果を例として概観した.ランタノイド錯体は,高配位数や置換活性に加えて高いルイス酸性をもち,外部基質と選択的な三元錯体を生成できる.これに伴って様々な情報発信が可能なため,アニオン選択性電極系や発光センシング,アミノ酸の近赤外発光センシング,ランタノイドイオンの分離など,多彩な分析・分離システムを構築できることを紹介する.特に,トリス(β-ジケトナト)ランタノイド錯体の発光特性を活用したセンシング機能の発現など,新たな視点に立脚したアプローチを展開すると,古くから用いられてきたランタノイド錯体試薬に,バイオサイエンスや臨床分析にも有効な分離・分析機能を付与できることを示す.
収録刊行物
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- 分析化学
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分析化学 61 (3), 169-176, 2012
公益社団法人 日本分析化学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204660654720
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- NII論文ID
- 10030135215
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- NII書誌ID
- AN00222633
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BC38Xlt1Cjtrk%3D
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- NDL書誌ID
- 023598311
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- ISSN
- 05251931
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可