書誌事項
- タイトル別名
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- Comparison of taste sensitivity before and after dialysis in hemodialysis patients
- ケツエキ トウセキ カンジャ ニ オケル トウセキ ゼンゴ ノ ミカク ノ ヒカク
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抄録
小野山診療所に通院する血液透析患者67名(男性38名,女性29名)を対象に,甘味,塩味,酸味,苦味,うま味の5基本味について透析前後に閾上濃度の味覚感度を調べた.測定は,全口腔法を用いた.各溶液2種(1gust,10gust)の濃度について味覚感度を調べ,LMSスケール(Labeled Magnitude Scale)に感じた強さを記入させた.透析患者の味覚感度は,苦味において透析前にくらべ透析後で有意に高くなった(p<0.05).ほかの味に対する感度は,透析前後に相違はみられなかった.年齢では,塩味,うま味において65歳以上の高齢者にくらべ65歳未満の患者の感度がよかった(p<0.05).性別では,甘味,塩味,酸味において男性にくらべ女性の感度がよかっ た(p<0.05).血清亜鉛値は全体的に低値を示し,各味との相関は認めなかった.以上,透析後によって苦味の感度が上昇し,透析により味覚が改善されることが示唆された.
収録刊行物
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- 日本透析医学会雑誌
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日本透析医学会雑誌 42 (1), 71-76, 2009
一般社団法人 日本透析医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204678162560
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- NII論文ID
- 10024930135
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- NII書誌ID
- AN10432053
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- ISSN
- 1883082X
- 13403451
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- NDL書誌ID
- 9803470
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可