書誌事項
- タイトル別名
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- Reactivation of Epstein-Barr virus revealing multiple myeloma in a patient on hemodialysis: a case report
- 症例報告 Epstein-Barr virus再活性化を契機に多発性骨髄腫と診断した維持透析患者の1例
- ショウレイ ホウコク Epstein-Barr virus サイカッセイカ オ ケイキ ニ タハツセイ コツズイシュ ト シンダン シタ イジ トウセキ カンジャ ノ 1レイ
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抄録
<p>66歳男性. 糖尿病性腎症による慢性腎不全のため15年前に血液透析導入となった. 入院5日前から発熱がみられ精査を行うも原因は判然とせず, 不明熱として加療目的に入院となった. 熱源としてウイルス感染症や血管炎・悪性リンパ腫といった疾患を念頭に検査を施行した結果EBVの再活性化が認められ, その原因検索を行ったところ, 多発性骨髄腫が判明した. 多発性骨髄腫の早期発見・加療により解熱, 寛解に至った. EBVの再活性化の原因としてはM蛋白産生に伴う免疫機能低下が考えられた. まれではあるが免疫機能が低下する疾患によりEBVが再活性化し, 発熱の原因となることがあるため, 不明熱の一因として考慮する必要がある.</p>
収録刊行物
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- 日本透析医学会雑誌
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日本透析医学会雑誌 50 (6), 413-419, 2017
一般社団法人 日本透析医学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204678323328
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- NII論文ID
- 130006847735
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- NII書誌ID
- AN10432053
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- ISSN
- 1883082X
- 13403451
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- NDL書誌ID
- 028374313
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可