-
- 小林 健
- 石川県立中央病院放射線診断科
書誌事項
- タイトル別名
-
- Typical Lung Cancer CT Findings
この論文をさがす
説明
典型的な肺癌のCT画像を理解する1つの方法は,病理組織型に応じて腺癌,扁平上皮癌,小細胞癌,大細胞癌と4つに分けて理解するものである.しかし,肺癌は1つの癌が様々な組織成分を持っていることが多い.したがって,まず,肺癌のCTに頻度の高い画像所見を理解すること,次いで,その所見を呈する頻度の高い組織型を理解することが肺癌の典型例を理解する上で近道であると考える.本稿では肺野型原発性肺癌の典型とされている結節辺縁のCT所見(スピキュラ,胸膜陥入,血管気管支の収束像,ノッチ)や内部のCT所見(すりガラス影,bubble-like area,空洞形成),肺門型肺癌の典型とされるCT所見(閉塞性肺炎を伴う腫瘤やリンパ節と一塊となる腫瘤)を概説した.<br>
収録刊行物
-
- 肺癌
-
肺癌 50 (6), 846-852, 2010
特定非営利活動法人 日本肺癌学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001204681173376
-
- NII論文ID
- 130000414530
-
- ISSN
- 13489992
- 03869628
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可