障害物に対してアプローチする方向が跨ぎ越え動作に与える影響

書誌事項

タイトル別名
  • Effects of Approaching Direction to the Obstacle Avoidance Movements
  • ショウガイブツ ニ タイシテ アプローチ スル ホウコウ ガ マタギ ゴエ ドウサ ニ アタエル エイキョウ

この論文をさがす

抄録

本研究では,障害物にアプローチする方向が,障害物を跨ぎ越える動作に与える影響を評価した.若年成人10 名は,7つの方向(+60, +40, +20, 0, -20, -40, -60 度)から障害物にアプローチし,提示された障害物を跨いで越えるように指示された.各試行では高さの異なる3つの障害物のうち1つ(25mm,50mm,150mm)が提示され,被験者は各条件を5 試行ずつ繰り返した.被験者が障害物を跨ぎ越えた際の動作を三次元動態計測装置で記録し,以下のパラメータを条件間で比較した:つま先クリアランス,歩幅,歩隔,歩行速度.その結果,障害物にアプローチする方向はつまずきの観点からは跨ぎ越え動作に大きな影響を与えないが,バランスの観点からは重大な影響を与えることが示唆された.

収録刊行物

参考文献 (34)*注記

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ