随意収縮時の筋音図特性

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  • ズイイ シュウシュクジ ノ キンオンズ トクセイ

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抄録

本稿「随意収縮時の筋音図特性」では随意に力を発揮した際の筋音図の時間領域特性および周波数領域特性について述べた.時間領域特性では,主として上腕二頭筋や大腿四頭筋を対象として,収縮強度にともなう筋音図の振幅が①直線的に増大する,②曲線的あるいは指数関数的に増大する,③ 70 ~ 80[% MVC] まで増大した後に平坦化あるいは減少することを述べた.周波数領域特性では,筋音図の周波数スペクトルの決定因子,および運動単位発火頻度・力関係と筋音図について解説した.また,上腕二頭筋を中心に筋音図の周波数パラメータ特性に関する従来の報告を概観した.さらに,筋音図が運動単位の活動様式を反映する様相を紹介し,筋音図がもつ魅力的な特性を示した.

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