書誌事項
- タイトル別名
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- ニホンザル Macaca fuscata Yakui ノ ベンベツ ガクシュウ ト ソノ ムハンノウ ショウキョ
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抄録
WGTA改良型装置を使って4頭のサルに白立方体 (正) ・白三角錐 (負) の弁別学習を行なわせたところ約60試行で弁別学習の完成を見た。次いで対照条件のサルには何れの餌入れにも餌を入れず普通の消去試行を行なったところ約70試行でチヤンス・スコアにもどった。一方実験条件のサルには普通の消去試行に先だって15試行の無反応消去-訓練時正であった白立方体の下の餌入れにはもはや餌のないことを認知させるような操作を実験者が行なう-を与えたところ約50試行で反応は完全に逆転し, 訓練時負であった白三角錐を選択するようになった。この無反応消去の効果が主としてMOLTZの理論との関連において検討された。
収録刊行物
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- 動物心理学年報
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動物心理学年報 15 (1), 15-21, 1965
日本動物心理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204695093120
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- NII論文ID
- 130003658046
- 40018140066
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- NII書誌ID
- AN10363631
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- ISSN
- 18836283
- 00035130
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- NDL書誌ID
- 8334851
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可