ダイズ「エンレイ」の収量安定化に向けた生育指標の策定 : 第1報 ダイズの乾物重・莢数確保に対する栽植密度と基肥窒素量の効果

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タイトル別名
  • Framing of Growth Index to secure a Target Yield to be stabilized of Grain Yield of Soybean Cultivar "Enrei" : 1. Effects of Planting Density and Amount of Basal Dressing Nitrogen on Security Figure of Pod and Dry Weight of Soybean
  • ダイズ エンレイ ノ シュウリョウ アンテイカ ニ ムケタ セイイク シヒョウ ノ サクテイ ダイ1ポウ ダイズ ノ カンブツジュウ キョウスウ カクホ ニ タイスル サイショクミツド ト キヒ チッソリョウ ノ コウカ

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抄録

ダイズ「エンレイ」を栽培する場合,栽植密度14〜18.5本/m^2の範囲では,条間を狭め,栽植密度を高くするほど,生育初期の面積当たり地上部乾物重が大きくなり,m^2当たり稔実莢数・精子実重が増加する傾向がみられた.また,基肥窒素量は0.3kg/aに比べ,0.6kg/a,1.0kg/aの方がm^2当たり稔実莢数・精子実重が増加する傾向がみられた.よって,ダイズ「エンレイ」栽培で増収を図るためには,条間を60cmに狭め,栽植密度18.5本/m^2にするとともに0.6kg/10aまたは1.0kg/aの基肥窒素量を施用することが有効と考えられた.

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