牛乳房炎由来黄色ブドウ球菌およびB群レンサ球菌の簡易同定

書誌事項

タイトル別名
  • Identification of <I>Staphylococcus aureus</I> and Group B Streptococci from Bovine Mastitis Cases by Latex Agglutination
  • ウシ ニュウボウエン ユライ オウショクブドウキュウキン オヨビ Bグン レン
  • Identification of Staphylococcus aureus and Group B Streptococci from Bovine Mastitis Cases by Latex Agglutination

この論文をさがす

抄録

乳房炎牛乳汁由来ブドウ球菌およびレンサ球菌を市販キットを用いてラテックス凝集法により同定した.乳汁140検体中116検体から分離された20菌種162株のうち, 黄色ブドウ球菌は40株 (24.7%), コアグラーゼ陰性ブドウ球菌は39株 (24.1%), 緑色レンサ球菌は19株 (11.7%), B群レンサ球菌は18株 (11.1%) であった.黄色ブドウ球菌の平板上集落を用いた凝集反応では, 全株がスタフォーレックスで陽性, PSラテックスでは30株 (75.0%) が陽性であった.分離されたB群レンサ球菌の全株, 腸球菌7株中5株はすべての使用キットで陽性を示した.直接乳汁を用いた凝集反応では, B群レンサ球菌104CFU/ml以上の汚染例は全例陽性であった.

収録刊行物

被引用文献 (1)*注記

もっと見る

参考文献 (15)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ