ブシラミンが効果を示した犬慢性関節リウマチの1例

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  • Effect of Bucillamine on Rheumatoid Arthritis in a Dog
  • ブシラミン ガ コウカ オ シメシタ イヌ マンセイ カンセツ リウマチ ノ

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7歳の雌プ-ドル体重2.1kgが疼痛を伴う関節腫脹と変形による跛行を呈し, X線像では関節の破壊, 関節周囲軟部組織腫脹, 脱臼を示し, 血清グロブリンα2, β, γ 分画の増加がみられた. 免疫調節剤ブシラミン投与により, γ グロブリン低下とともに臨床症状の改善が得られ, 慢性関節リウマチと診断した本例の慢性関節炎に免疫異常が関与していることが示唆された.

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