書誌事項
- タイトル別名
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- Treatment of Canine Giardiasis with Benzimidazoles
- ベンズイミダゾールケイ ヤクザイ ニ ヨル イヌ ジアルジアショウ ノ チリョウ
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説明
下痢を伴った犬ジアルジア症の臨床例26頭を, 海外でその有効性が確認されている3つのベンズイミダゾール系薬剤で治療した. 治療に使用したベンズイミダゾール系薬剤は, フェバンテル合剤 (8頭, フェバンテルとして30mg/kgを1日1回3日間経口投与), アルベンダゾール (7頭, 25mg/kgを1日2回2日間経口投与), またはフェンベンダゾール (11頭, 50mg/kgを1日1回3日間経口投与) である. すべての症例で, これらの薬剤の1クールまたは2クール投与により糞便中のジアルジアが陰性となり, 下痢症状も消失した. 副作用は, フェバンテル合剤で一時的な流涎が1例で観察された以外には認められなかった. 今回使用したベンズイミダゾール系薬剤は, 日本国内の犬ジアルジア症の治療にも有効であることが示唆された.
収録刊行物
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- 日本獣医師会雑誌
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日本獣医師会雑誌 55 (11), 739-743, 2002
公益社団法人 日本獣医師会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204707120000
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- NII論文ID
- 10012317916
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- NII書誌ID
- AN00191857
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BD38XpsVSmtbs%3D
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- ISSN
- 21860211
- 04466454
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- NDL書誌ID
- 6360432
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可