泌乳牛血液由来の好中球ニトロブルーテトラゾリウム還元能に及ぼすレチノールとα-トコフェロールの効果

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  • Effects of Retinol and α-Tocopherol on Nitroblue Tetrazorium Reduction Ability of Neutrophils from Blood of Lactating Cows
  • ヒニュウギュウ ケツエキ ユライ ノ コウチュウキュウ ニトロブルーテトラゾリ
  • Effects of Retinol and ^|^alpha;-Tocopherol on Nitroblue Tetrazorium Reduction Ability of Neutrophils from Blood of Lactating Cows

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抄録

泌乳牛血液由来の好中球殺菌能に及ぼすレチノールおよびα一トコフェロールの影響をin vitroで検討した. 好中球の殺菌能を評価する方法としてはNitroblue Tetrazorium (NBT) 還元試験法を用いた. 実験は好中球を血液中より分離し, 培地 (RPMI 1640) にレチノール, α-トコフェロールを添加したものと無添加のもので行った. その結果, レチノールについては100IU/dl, α-トコフェロールでは20Qμg/dlの添加で最も高いNBT還元能が得られ, in vitroにおいて泌乳牛の血液中好中球の殺菌能はレチノールあるいはα-トコフェロールの濃度に強く影響されることが明らかとなった.

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