書誌事項
- タイトル別名
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- Challenges in Pig Breeding and Reproductive Technique on Farm in Japan
- ニホン ノ ヨウトン ノウジョウ ニ オケル ブタ ノ イクシュ ト ハンショク ギジュツ ノ カイハツ
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抄録
最近30年間の日本における豚の育種改良は,大別すると3区分できる。第一に,公的機関である地方試験場および独立行政法人家畜改良センターでは,閉鎖群育種が実施されている。次に民間の個人ブリーダーや種豚供給会社では,主に開放型育種が行われている。そして3番目には,海外からのハイブリッド豚導入が挙げられる。閉鎖群育種による系統造成からは,高い産肉能力を有するだけではなく,繁殖形質や肉質においても多くの優秀な系統豚を輩出した。今後は,抗病性育種の分野も重要な課題になると思われる。抗病性育種においては,発病病変の確認による直接的選抜法も存在するが,免疫形質を選抜形質とした間接的選抜法も効果的と思われる。<BR>日本における豚の人工授精利用率は年々着実に向上しているが,現在は,液状精液による人工授精(AI)のみの実施形態と,AIと自然交配(NS)の組合せによる場合を含めても約43%程度であり,欧米の70-80%以上という状況と比較すると,種々の事情の相違はあるが未だ低い状況である。一方,豚の凍結精液による人工授精技術は改良されつつあるが,既に発展した牛の状況に追いつくためには,多くの時間を要するのは明かである。今後,豚の人工授精技術が発展するためには,授精適期判定技術や授精資材の改良・開発が重要と思われる。
収録刊行物
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- 日本養豚学会誌
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日本養豚学会誌 47 (4), 231-236, 2010
日本養豚学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204708348544
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- NII論文ID
- 10027130442
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- NII書誌ID
- AN10202971
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- ISSN
- 1881655X
- 0913882X
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- NDL書誌ID
- 10953104
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可