移行抗体保有ひなにおける伝染性ファブリキウス嚢病生ワクチン (ひな用) の投与適期

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タイトル別名
  • Optimal Time of Initial Administration of Live Vaccine for Infectious Burasal Disease in Chicks with Maternally Derived Antibody
  • イコウ コウタイ ホユウヒ ナニ オケル デンセンセイ ファブリキウスノウビョ

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抄録

IBD生ワクチン (ひな用) の移行抗体保有ひなへの投与適期を検討した. 採卵鶏およびブロイラー各3群の合計240羽について調べたところ, 移行抗体価半減期は平均3.46日であり, 野外ウイルス感染を防御する臨界抗体価ならびにワクチン生着 (take) を許容する移行抗体価は, いずれも1: 28であった. またワクチン投与から感染防御能獲得までの期間は, SPF鶏で6日間を要した. これらの数値を基に, ワクチン投与適期 (Y) を移行抗体価が1: 80に低下する日齢に設定すると, 移行抗体価の測定日齢 (Z) とその日齢でのlog10抗体価 (X) から, Yは次式で求められた;Y=11.49X+Z-21.87.

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参考文献 (11)*注記

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