ロムスチンによるレスキュー療法を行ったフェレットの消化器型リンパ腫の1症例

書誌事項

タイトル別名
  • Lomustine for the Treatment of Alimentary Lymphoma as a Rescue Protocol for Ferrets
  • ロムスチン ニ ヨル レスキュー リョウホウ オ オコナッタ フェレット ノ ショウカキガタ リンパシュ ノ 1 ショウレイ

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説明

フェレット (Mustela putorius furo) の消化器型リンパ腫1症例に対し, 多剤併用化学療法耐性後に, レスキュープロトコールとしてアルキル化剤であるロムスチンを投与したところ, 完全寛解が得られた. ロムスチンの投与量は50mg/m2で, 寛解が得られるまでに28日の投与間隔で, 2回投与し, 副作用は確認されなかった. 他の疾患により死亡するまでの生存期間は302日で, 再燃後の寛解期問は160日であった. 犬や猫同様, フェレットにおけるリンパ腫のレスキュープロトコールとしてロムスチンが一つの選択肢となる可能性が示唆された.

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参考文献 (11)*注記

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