ロムスチンによるレスキュー療法を行ったフェレットの消化器型リンパ腫の1症例
書誌事項
- タイトル別名
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- Lomustine for the Treatment of Alimentary Lymphoma as a Rescue Protocol for Ferrets
- ロムスチン ニ ヨル レスキュー リョウホウ オ オコナッタ フェレット ノ ショウカキガタ リンパシュ ノ 1 ショウレイ
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説明
フェレット (Mustela putorius furo) の消化器型リンパ腫1症例に対し, 多剤併用化学療法耐性後に, レスキュープロトコールとしてアルキル化剤であるロムスチンを投与したところ, 完全寛解が得られた. ロムスチンの投与量は50mg/m2で, 寛解が得られるまでに28日の投与間隔で, 2回投与し, 副作用は確認されなかった. 他の疾患により死亡するまでの生存期間は302日で, 再燃後の寛解期問は160日であった. 犬や猫同様, フェレットにおけるリンパ腫のレスキュープロトコールとしてロムスチンが一つの選択肢となる可能性が示唆された.
収録刊行物
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- 日本獣医師会雑誌
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日本獣医師会雑誌 61 (9), 717-719, 2008
公益社団法人 日本獣医師会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204709666816
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- NII論文ID
- 10025574627
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- NII書誌ID
- AN00191857
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- ISSN
- 21860211
- 04466454
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- NDL書誌ID
- 9647582
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可