経口エストラジオール製剤が著効を示したホルモン反応性尿失禁の犬の1例
書誌事項
- タイトル別名
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- Hormone-Responsive Urinary Incontinence in a Female Dog Treated Effectively with Oral Oestradiol Preparation
- ケイコウ エストラジオール セイザイ ガ チョコウ オ シメシタ ホルモン ハンノウセイ ニョウ シッキン ノ イヌ ノ 1レイ
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抄録
1歳6カ月齢,避妊済み雌のウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアが,避妊手術約8カ月後からの睡眠時の尿失禁を主訴に来院した.検査で異常は認められず,稟告からホルモン反応性尿失禁と仮診断され,エストラジオール製剤による治療を開始した.初診時の結果では,血清エストラジオール濃度の低値が認められた.投薬による副作用として一時的に軽度皮膚炎がみられたが,エストラジオール製剤の合計3回の経口投与の後,2年以上も尿失禁のない期間が持続し,第753病日現在も再発の徴候もなく,良好に経過している.ホルモン反応性尿失禁に対する経口エストラジオール製剤による治療は,治療効果,投薬の負担の軽減及び副作用の観点から,従来の内科的治療に代わる新たな治療法となりえる可能性がある.
収録刊行物
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- 日本獣医師会雑誌
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日本獣医師会雑誌 66 (5), 325-329, 2013
公益社団法人 日本獣医師会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204709858304
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- NII論文ID
- 10031176934
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- NII書誌ID
- AN00191857
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- ISSN
- 21860211
- 04466454
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- NDL書誌ID
- 024667895
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可