下顎骨の軟骨肉腫に下顎骨切除を実施したウサギの1例

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タイトル別名
  • Mandibulectomy for Treatment of Chondrosarcoma in a Rabbit
  • カガクコツ ノ ナンコツ ニクシュ ニ カガクコツ セツジョ オ ジッシシタ ウサギ ノ 1レイ

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抄録

4歳2カ月齢, 雄の雑種ウサギが右側下顎部の口腔内腫瘤を主訴に来院した. 切除した腫瘤を検査したところ軟骨肉腫と診断された. 切除17日後に腫瘍の再発を認めたため, 腫瘍を含めた下顎骨部分摘出術を実施した. 術後経過は順調であったが, 術後57日目に腫瘍の再々発を確認し, 再発腫瘍と残った右側下顎骨近位部を摘出した. しかし, 3回目の手術63日後に呼吸困難となったため安楽死とした. 剖検により, 腫瘍の肺転移と気管切開部位の膿瘍形成が確認された.

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