鳥インフルエンザウイルスに対する消毒薬の効果
書誌事項
- タイトル別名
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- Effects of Disinfectants Against Avian Influenza Viruses
- トリ インフルエンザ ウイルス ニ タイスル ショウドクヤク ノ コウカ
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抄録
市販消毒薬5品の鳥インフルエンザウイルス不活化効果を調べた. 消毒薬はいずれもウイルスの亜型と病原性に関わらず, 高希釈でウイルスの感染性を消失させた. 希釈した薬液の凍結融解の繰り返しは消毒効果に影響を与えなかったが, 低温下および有機物として鶏糞を添加した場合, 消毒効果の減少が認められた. 以上の結果から, 試験に用いた消毒薬は反応温度や有機物の混入などの環境要因を十分に理解した上で適切に使用すれば鳥インフルエンザウイルスの不活化に有効であることがわかった.
収録刊行物
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- 日本獣医師会雑誌
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日本獣医師会雑誌 60 (7), 519-522, 2007
公益社団法人 日本獣医師会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204710300032
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- NII論文ID
- 10031130197
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- NII書誌ID
- AN00191857
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BD2sXptVSgsb0%3D
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- ISSN
- 21860211
- 04466454
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- NDL書誌ID
- 8887480
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可