最近発生している乳用雄子牛の<I>Sallnonella typhimurium</I>感染症のプラスミドプロフィールによる疫学的検討

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タイトル別名
  • An Epidemiological Investigation by Plasmid Profile on Recent Outbreaks of <I>Salmonella typhimurium</I> Infection in Male Dairy Calves
  • 最近発生している乳用雄子牛のSalmonella typhimurium感染症のプラスミドプロフィールによる疫学的検討
  • サイキン ハッセイシテ イル ニュウヨウ オス コウシ ノ Salmonell
  • An Epidemiological Investigation by Plasmid Profile on Recent Outbreaks of Salmonella typhimurium Infection in Male Dairy Calves

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説明

1984年後期から1986年前期の間に, 北海道十勝地方の乳用雄牛肥育農場で, 子牛のSalmonella typhimurium感染症が34件発症した.これらの農場から分離されたS. typhimurium 36株をプラスミドプロフィールにより型別した.その結果, A型 (20株), B型 (10株), C型 (3株), D型 (1株) および型別不能 (2株) にわけられた.疫学的検討の結果, 1984年後期に発生した9農場のうち6農場ではB型株感染であったが, 1985年後期に発生した11農場のうち9農場ではA型株感染であり, 地域における流行株の交代がみられた.また, S. typhimuriumは子牛の導入に伴って農場に侵入する可能性の高いことが示唆された.

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