哺育牛の血小板減少性紫斑病の1例
書誌事項
- タイトル別名
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- Thrombocytopenic Purpura in a Suckling Calf
- ホイクギュウ ノ ケッショウバン ゲンショウセイ シハンビョウ ノ 1レイ
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抄録
2週齢の哺育牛の背部を中心に体表各所に紫斑形成・出血が多発したため, 鑑定殺された.皮膚には針尖大の出血を中心に紫斑が形成され, 内部諸臓器にも, 漿膜面を中心に出血斑が汎発していた.血液検査では, 血餅の退縮不全と, 塗抹像での血小板数の減少が顕著にみられた.病理組織学的には, 出血は皮下織, 消化管粘膜下織から漿膜面におよび, 骨髄では巨核球の軽度の増数を認めたが, 遊離の血小板はほとんど認められなかった.<BR>発症牛の血漿を健康牛からの血球浮遊液と混合した場合, あるいは発症牛の血清をウサギに静脈内注射した場合には, いずれにおいても遊離血小板数の減少が見られた.とくに, 前者では血小板の凝集が認められ, 血漿中に血小板凝集因子の存在が示唆された.<BR>以上の所見から, 本症例は血小板減少性紫斑病と診断された.
収録刊行物
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- 日本獣医師会雑誌
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日本獣医師会雑誌 41 (8), 579-582, 1988
公益社団法人 日本獣医師会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204710348416
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- NII論文ID
- 130003847767
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- NII書誌ID
- AN00191857
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- ISSN
- 21860211
- 04466454
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- NDL書誌ID
- 3211866
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可