扁平上皮癌により眼球摘出した馬の1例
書誌事項
- タイトル別名
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- An Equine Case of Squamous Cell Carcinoma Treated with Transpalpebral Enucleation
- ヘンペイ ジョウヒガン ニ ヨリ ガンキュウ テキシュツ シタ ウマ ノ 1レイ
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抄録
右側の上眼瞼と下眼瞼が癒着し,その間隙から排液が続いていた馬の症例が搬入された. 超音波検査により,右側眼球の変形と萎縮,さらに硝子体内部の不均一な高エコー源性を示す充実性組織が確認された. 眼瞼と角膜との間に生じた癒着組織の生検により,扁平上皮癌と診断した. 全身麻酔下にて,眼瞼からのアプローチによる眼球と腫瘍組織の摘出手術を行った. 腫瘍組織は,下眼瞼から眼窩辺縁の骨と強固に癒着していたが,上眼瞼および眼底方向の骨との癒着は比較的少なかった. 摘出された眼球の正常構造は欠失しており,腫瘍組織は眼球内部にも充満していた. 摘出した腫瘍組織の病理組織学的検査から,眼瞼結膜を原発とする扁平上皮癌と確定診断された.
収録刊行物
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- 日本獣医師会雑誌
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日本獣医師会雑誌 63 (12), 931-934, 2010
公益社団法人 日本獣医師会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204710525440
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- NII論文ID
- 10027476700
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- NII書誌ID
- AN00191857
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- ISSN
- 21860211
- 04466454
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- NDL書誌ID
- 10947955
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可