セントバーナード犬に見られた左右肩関節の離断性骨軟骨炎の一例

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タイトル別名
  • Osteochondritis Dissecans in Both Shoulder Joints of a Saint Bernard
  • セント バーナード ケン ニ ミラレタ サユウ カタカンセツ ノ リダンセイ

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抄録

1981年11月, 左前肢の肢行を呈する2才のセントバーナード犬に対し, 身体一般検査, X線検査の結果, 肩関節における永く経過した離断性骨軟骨炎の診断を得た. 手術により左肩関節包内に認められた7個の軟骨片を摘出し, 良好な結果を得たが, 約6ヵ月後の1982年4月に, 反対側の右前肢の破行を呈した.<BR>上述の諸検査により, 右肩関節包内に5個の軟骨片が認められたため手術により摘出した. その後の経過は現在に至るまで歩行に異常は認められていない.

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