犬・猫における避妊手術のメリットとデメリット
書誌事項
- タイトル別名
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- Studies on the Effects of Spaying in Small Animals
- 犬・猫における避妊手術のメリットとデメリット--アンケート調査の結果
- イヌ ネコ ニ オケル ヒニン シュジュツ ノ メリット ト デメリット アン
- Results of Questionnaire Inquiry
- アンケート調査の結果
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説明
犬, 猫の避妊手術に起因する弊害を知る目的で, 当家畜病院で過去9年 (猫の場合は8年) の間に卵巣割去術, もしくは卵巣子宮全摘出術を受けた雌犬95頭, 雌猫162頭の畜主にアンケート調査を行った.<BR>その結果, 手術後に子宮蓄膿症候群を発症したものは犬, 猫ともに0%, 乳房 (腺) 腫瘍の発症はそれぞれ1.6%, 2.0%と低かった.<BR>しかし, 手術後に体重が手術前に比べて1.5倍以上になったものは10.9%(犬), 6.7%(猫) にみられた. また, 脱毛や皮膚病, 尿失禁や尿閉の発症が, 犬・猫ともに少なからず認められた. さらに, 不可能であるにもかかわらず, 産子を得たいとする畜主 (犬で19.4%, 猫で9.4%) が少なくないことが注目された.
収録刊行物
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- 日本獣医師会雑誌
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日本獣医師会雑誌 41 (4), 267-271, 1988
公益社団法人 日本獣医師会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204711387776
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- NII論文ID
- 130004051208
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- NII書誌ID
- AN00191857
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- ISSN
- 21860211
- 04466454
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- NDL書誌ID
- 3186853
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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