鶏ひなの脳病巣から分離した緑膿菌に対するひなの感受性
書誌事項
- タイトル別名
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- Susceptibility of Chickens to <I>Pseudomonas aeruginosa</I> Isolated From Brain Lesion of Chicken
- ニワトリヒ ナノ ノウ ビョウソウ カラ ブンリシタ リョクノウキン ニ タイ
- Susceptibility of Chickens to Pseudomonas aeruginosa Isolated From Brain Lesion of Chicken
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抄録
脳病変をともなう鶏ひなから分離したPseudomonas aeruginosaに対するひなの感受性を検討し, 以下の成績を得た.<BR>ひなの感受性は脳内接種で最も高く, 102個で100%死亡した. 皮下および腹腔内接種ではやや低下し, 経口接種では最も低く, 108個で20%が死亡した. これらはすべて接種後5日以内に死亡した.<BR>各種日齢のひなに108個を皮下接種した結果, 1および7日齢ひなで100%, 14日齢ひなで50%, 24日齢ひなで10%の死亡率を示し, 若い日齢でより高い感受性を示した.<BR>皮下接種によるひなの50%致死量は104.6個であるのに比し, マウスでは107.5個で, 明らかにひなの感受性が高かった.<BR>皮下接種した4例のひなに, 野外例と同様な脳病変を再現できた.
収録刊行物
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- 日本獣医師会雑誌
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日本獣医師会雑誌 36 (12), 717-720, 1983
公益社団法人 日本獣医師会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204711649664
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- NII論文ID
- 130004050838
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- NII書誌ID
- AN00191857
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- ISSN
- 21860211
- 04466454
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- NDL書誌ID
- 2613907
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可