散らし寿司による食中毒事例と冷凍及び加熱処理した検体からの黄色ブドウ球菌の分離状況
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- 小野 一晃
- 埼玉県衛生研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- A Food-Poisoning Case Involving Vinegared Rice Topped with Fish and Isolation of <i>Staphylococcus aureus </i>from Frozen and Heat-Treated Samples
- チラシズシ ニ ヨル ショクチュウドク ジレイ ト レイトウ オヨビ カネツ ショリ シタ ケンタイ カラ ノ オウショクブドウキュウキン ノ ブンリ ジョウキョウ
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抄録
食中毒事例において,残品の散らし寿司から7.5×107cfu/gのStaphylococcus aureusが分離された.食品中の菌数は,凍結・解凍による変化は少なかったが,52℃の加熱条件下では大きく減少し,菌分離には,食塩選択性の培地よりもBaird-Parker(BP)培地の方が優れていた.加熱処理した検体においては,培養時間を48時間よりも72時間あるいは96時間と長くした方が培地上に発育する集落数が高くなることが示された.
収録刊行物
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- 日本獣医師会雑誌
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日本獣医師会雑誌 67 (2), 143-146, 2014
公益社団法人 日本獣医師会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204711940352
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- NII論文ID
- 130004640749
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- NII書誌ID
- AN00191857
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- ISSN
- 21860211
- 04466454
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- NDL書誌ID
- 025252560
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可