視覚を喪失した犬15例の経時的行動変化と飼い主の意識調査
書誌事項
- タイトル別名
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- Owner Survey of and Response to Behavioral Changes in Dogs with Vision Loss
- シカク オ ソウシツ シタ イヌ 15レイ ノ ケイジテキ コウドウ ヘンカ ト カイヌシ ノ イシキ チョウサ
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抄録
視覚を喪失した犬15頭の飼い主を3カ月間追跡し,犬の行動と飼い主の意識の変遷を調査した.行動では,音/臭いへの反応が中等度に,飼い主のそばにいる時間,物や人へのぶつかり,寝ている/じっとしている時間が重度にそれぞれ増加した.いっぽう,飼い主への吠えと散歩への関心は中等度に減少した.多くの飼い主は犬が「ぶつかる」「段差でつまずく」などに困っており,「声をかける」「家具の配置を変えない」「他人との接触時に盲目であることを伝える」などを意識して行っていた.3カ月経過後,7人が「視覚を喪失した犬との生活に慣れた」と回答し,8人が「犬は視覚のない生活に慣れた」と回答した.視覚喪失の診断時にこれらの情報を獣医師が提示することは,飼い主の嘆きを緩和させ,視覚を喪失した犬の飼養を容易にするための一助となるだろう.
収録刊行物
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- 日本獣医師会雑誌
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日本獣医師会雑誌 64 (1), 51-55, 2011
公益社団法人 日本獣医師会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204714149504
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- NII論文ID
- 10029383577
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- NII書誌ID
- AN00191857
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- ISSN
- 21860211
- 04466454
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- NDL書誌ID
- 10949801
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可