瀬戸内海産貝形虫Polycope属(Cladocopina亜目)の1新種

書誌事項

タイトル別名
  • A New Species of the Genus Polycope SARS from the Inland Sea of Japan (Ostracoda: Cladocopina)
  • 瀬戸内海産貝形虫(Polycope)属(Cladocopina亜目)の1新種〔英文〕
  • セトナイカイサン カイケイチュウ Polycope ゾク Cladocopin

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説明

瀬戸内海にある広島大学向島臨海実験所付近の波打際の砂中より得られたCladocopina亜目の貝形虫1種を新種Polycope japonicaとして報告した.体長約0.38mm,体高約0.30mm. 殼は卵形で表面には小さな穴が多数存在する.本種は,第1触角,大顎,および尾叉の形態から判断して, BONADUCE (1964)の設けた種群loscobanosi-growpに属する.また,本種は,第1,第2触角および交接器の詳細な形態に注目することにより,上記種群の他の種とは容易に区別できる.

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被引用文献 (4)*注記

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