カワムツ,コイおよびハゼ科ヨシノボリ属における側線の形態学的特徴
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- 渡邉 賢二
- Faculty of Fisheries, Kagoshima University
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- 安樂 和彦
- Faculty of Fisheries, Kagoshima University
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- Harold M. Monteclaro
- Faculty of Fisheries, Kagoshima University
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- Ricardo P. Babaran
- College of Fisheries and Ocean Sciences, University of the Philippines Visayas
書誌事項
- タイトル別名
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- Morphological Characteristics of Lateral Line in Three Species of Fish
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説明
コイ科魚類のカワムツとコイ,ハゼ科ヨシノボリ属魚類を用い,体表に分布する側線である表在感丘と,側線管が体表で開く部位である側線孔について,それらの形態,分布,分布数,感度極性を電子顕微鏡観察によって調べた。コイとカワムツの表在感丘数は体サイズの増加にともない増加した。表在感丘の頭部および体幹部での分布数はヨシノボリおよびカワムツで比較的類似したが,コイでの分布数は明白に多かった。一方で,1 枚の鱗に分布する表在感丘数の平均は3魚種で大差はなかった。側線孔はヨシノボリ属では頭部のみで認められ数は少なく,コイ,カワムツでは頭部と体幹部に広く分布していた。表在感丘の有毛細胞の分布から推定した表在感丘の感度極性は,3魚種において,頭部でより多様な方向に感度を示し,体幹部および尾鰭に分布する感丘は,多くが体軸と同じ方向に感度を持ち,一部は背腹方向にも感度を持つことが示された。
収録刊行物
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- 水産増殖
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水産増殖 58 (1), 25-35, 2010
日本水産増殖学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204715234944
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- NII論文ID
- 10029845670
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- NII書誌ID
- AN00124667
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- ISSN
- 21850194
- 03714217
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- NDL書誌ID
- 10627315
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可