マダイ<I>Pagrus major</I> 仔魚に対する六価クロムの急性致死影響
書誌事項
- タイトル別名
-
- Acute Toxicity of Hexavalent Chromium on the Larvae of Red Seabream <I>Pagrus major</I>
- マダイPagrus major仔魚に対する六価クロムの急性致死影響
- マダイ Pagrus majorシギョ ニ タイスル ロクカ クロム ノ キュウセイ チシ エイキョウ
この論文をさがす
説明
我が国においてマダイ Pagrus major の後期仔魚は,有害化学物質の海産魚類に対する急性毒性試験において,供試生物として推奨されている。しかしながら,急性毒性試験の標準被検物質である六価クロムについて,本種に対する毒性影響の知見は公表されておらず,参照すべき毒性データが整備されていない現状にある。このため,環境省の試験指針に準拠し,六価クロムの本種仔魚に対する急性毒性試験を実施した。得られた半数致死濃度は,24時間暴露に対して28 mg/l,48時間の暴露に対しては17 mg/l であると推定された。他の海産魚と比較して,六価クロムに対する本種の感受性は高いものであると判断された。
収録刊行物
-
- 水産増殖
-
水産増殖 62 (3), 229-234, 2014
日本水産増殖学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001204719658496
-
- NII論文ID
- 130005099532
-
- NII書誌ID
- AN00124667
-
- ISSN
- 21850194
- 03714217
-
- NDL書誌ID
- 025824670
-
- 本文言語コード
- en
-
- データソース種別
-
- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可