沖縄県塩屋漁港周辺のハネジナマコの生殖周期

  • 南 洋一
    沖縄県水産海洋技術センター 現所属:沖縄県水産海洋技術センター石垣支所
  • 吉国 通庸
    九州大学大学院生物資源環境科学府附属水産実験所

書誌事項

タイトル別名
  • The Reproductive Cycle of the Sea Cucumber <I>Holothuria scabra</I> around Shioya Fishing Port, Okinawa Prefecture
  • オキナワケン シオヤ ギョコウ シュウヘン ノ ハネジナマコ ノ セイショク シュウキ

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抄録

沖縄県塩屋漁港周辺海域において2010年9月から2011年9月にかけてハネジナマコを毎月採捕してデータ収集した。生殖巣重量指数のピークと減少時期,卵母細胞の大きさの推移,成熟期あるいは一部放出期を示す組織像の出現頻度などからハネジナマコの主な産卵期は,5月から10月であることが明らかとなった。個体の体重と生殖巣重量指数の関係から,体重が600 g 以下の個体は性的に未成熟であることが明らかとなった。

収録刊行物

  • 水産増殖

    水産増殖 62 (3), 235-242, 2014

    日本水産増殖学会

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