食道癌による気管・気管支狭窄に対するステント治療
書誌事項
- タイトル別名
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- Self-Expandable Metallic Airway Stent for Airway Stenosis Due to Advanced Esophageal Cancer
抄録
当科で扱った食道癌による気管狭窄に対するステント治療を行った8症例につき, 年齢, 性別, 占居部位, 病型, 病期, 治療法, 気管狭窄または閉塞の部位, ステントのサイズ, 気管ステント挿入後の生存期間につき検討した。5例がステント挿入後退院可能となった。うち2例は, QOLが改善し追加治療が可能であった。ステント挿入後の生存期間は, 9~362日, 平均124日であった。対象症例は全身状態が不良のことが多く, 長期予後も望みにくいので, 気管ステントの挿入にあたっては, 十分なインフォームドコンセントが重要である。施行時には呼吸器内科, 放射線科と協力し, 気管挿管下で挿入している。進行食道癌による気管狭窄に対するステント治療は, 患者を呼吸困難から解放しQOLを高めるばかりではなく, 呼吸状態の改善により得られた予後延長期間に, 化学療法や放射線治療が可能となることで, さらなる予後延長が期待できる有用な治療と考えられた。
収録刊行物
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- 日本腹部救急医学会雑誌
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日本腹部救急医学会雑誌 27 (6), 857-864, 2007
日本腹部救急医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204733838208
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- NII論文ID
- 130004508616
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- ISSN
- 18824781
- 13402242
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可