Incisional SSI高リスク群における皮下ドレーンの有用性

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  • Effects of a Subcutaneous Drain for the Prevention of Incisional Surgical Site Infection in High-Risk Patients Undergoing Colorectal Surgery

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近年,術後創感染(Incisional Surgical Site Infection: 以下,SSI)の危険因子である肥満を有する症例は増加している。われわれはこれまで,下部消化管手術症例において,皮下脂肪厚がSSI予測により有用な因子であり,術前CTによりSSIのリスク評価が可能であることを報告してきた。そのため,SSI対策として,当科では皮下脂肪厚が20mm以上の症例,また緊急手術症例に対し,積極的に皮下ドレーン留置を行っている。本稿では,これまでわれわれが報告してきた,下部消化管手術後のSSI対策における皮下ドレーンの有効性とメカニズムについて概説する。

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