高齢者急性腹症症例の臨床検討
書誌事項
- タイトル別名
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- Clinical Considerrations in Senior Elderly? Patients with Acute Abdomen
抄録
<p>2012年4月から2014年3月まで当院に入院した80歳以上の急性腹症345例に関して臨床学的検討をした。合併症は手術例27/73例(37.0%),非手術例35/272例(12.9%)に認めた。死亡例は,手術例3/73例(4.1%),非手術例18/272例(6.6%)であった。自宅退院79.6%,転院20.4%であった。手術例73例の内訳は,絞扼性腸閉塞17例,消化管穿孔14例,ヘルニア嵌頓10例などであったが,合併症の発症率が高いため慎重な周術期の管理が必要であると考えられる。非手術例の内訳は,消化管出血84例,化膿性胆管炎58例,癒着性イレウス34例などであったが,死亡率も6.6%と比較的高く重症化を防ぐ対策が必要であると考えられる。今回の検討により,高齢者の急性腹症では既存の基礎疾患および今後のQOLなどもさらに考慮し治療法を選択すべきであり,結果をもとに今後のあり方を考察した。</p>
収録刊行物
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- 日本腹部救急医学会雑誌
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日本腹部救急医学会雑誌 36 (5), 857-861, 2016
日本腹部救急医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204736349184
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- NII論文ID
- 130006855196
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- ISSN
- 18824781
- 13402242
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可