最新コンパイラ技術とCOINSによる実践 COINSコンパイラ・インフラストラクチャの開発
書誌事項
- タイトル別名
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- Development of COINS Compiler Infrastructure
抄録
COINSコンパイラ・インフラストラクチャは,コンパイラの研究・開発・教育を容易にする目的で開発したものである.COINSは(1)高水準中間表現と低水準中間表現の2水準の中間表現をもつ,(2)記述言語はJavaで,すべて新規開発した,(3) SSA最適化など最適化の機能が充実している,(4)リターゲッタブルなコード生成系をもつ,(5)並列化の機能を持つ,といった特徴をもっている.開発作業は10箇所以上で分散して行い,3週間に1回程度の全体打ち合わせを持ち進めた.途中いくつかの失敗もあったが,ほぼ当初の目標を達成できた.入力言語はCとFORTRANとして,対象機種はSPARC, x86など,全部で8機種のコンパイラが出来ている.Cコンパイラの目的コードの性能は,GCCのそれに匹敵するものが得られている.COINSシステムはJavaで約26万行の大きさである.本論文では,このインフラストラクチャについて,技術面と開発作業の観点から述べる.
収録刊行物
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- コンピュータ ソフトウェア
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コンピュータ ソフトウェア 25 (1), 2-18, 2008
日本ソフトウェア科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204737320064
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- NII論文ID
- 130004549098
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- ISSN
- 02896540
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可