書誌事項
- タイトル別名
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- Benefit of Laryngeal Masks in the Extirpation of Airway Foreign Bodies in Infant
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説明
背景.小児気道異物の摘出は硬性鏡を用いて行われていたが,われわれは小児気道異物の2例にこの手法を用いて摘出を行ったので報告する.症例1.2歳男児.誤嚥後8日目1に入院した.サイズ2のラリンゲルマスク(以下LM)を留置した後5.2mm径の気管支ファイバーを気管へ進めた.右主気管支の異物を生検鉗子で少しずつ除去し,すべて摘出した.症例2.2歳8ヵ月男児.誤嚥5日目に入院した.同サイズのLM,気管支ファイバーを使用した.右主気管支の異物を胆道バスケットを用いて一塊として摘出した.結論.2例の小児気道異物を除去するのにLMで気道を確保した後,気管支ファイバーを挿入する方法は有用であった.特に胆道バスケットは操作が容易で,一塊で除去できる点で優れていた.気管支鏡の鉗子孔から酸素を送気することは視野の確保と酸素化に役立った.
収録刊行物
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- 気管支学
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気管支学 26 (1), 83-87, 2004
日本呼吸器内視鏡学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204750726656
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- NII論文ID
- 110002812933
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- NII書誌ID
- AN00357687
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- ISSN
- 21860149
- 02872137
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可