18.肺コクシジオイデス症の1切除例(第125回日本呼吸器内視鏡学会関東支部会)

書誌事項

タイトル別名
  • 学校山岳部のパイオニア・旧制第四高等学校旅行部の研究 : 部機関誌『BERG=HEIL』に見るその登山活動と思想(その5)廣瀬壽雄の活躍(その3)
  • ガッコウ サンガクブ ノ パイオニア ・ キュウセイ ダイヨン コウトウ ガッコウ リョコウブ ノ ケンキュウ : ブ キカンシ 『 BERG=HEIL 』 ニ ミル ソノ トザン カツドウ ト シソウ(ソノ 5)ヒロセ スミオ ノ カツヤク(ソノ 3)

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抄録

金沢大学の前身,旧制第四高等学校の旅行部に関する研究報告第五回の本稿では,前回に引き続き四高旅行部の実質的創始者・廣瀬壽雄を取り上げる。大正八年の充実した活動を廣瀬はその年末に文章にまとめ,「四高山岳會」と題して詩「山の賛歌」とともに日本山岳会機関誌『山岳』第一四年第二号(大正九年四月)に発表する。これをまとめた後,廣瀬はいよいよ当時初と言われた積雪期北アルプス横断である「雪中安房越え」の実行に取りかかる。四高当局始め中止を勧告する周囲を最終的に支援に回らせ,『大正日日新聞』をスポンサーとする有能なオルガナイザーぶりを発揮しつつ,大正九年三月末から四月初旬,廣瀬は澤田武太郎,石川元雄,若林唯四郎,地元ガイドとともに雪の安房越えに成功する。その模様をたどりつつ,四高旅行部の確立を決定づけた廣瀬の安房越えの本質について考察する。

収録刊行物

  • 気管支学

    気管支学 30 (5), 328-, 2008

    特定非営利活動法人 日本呼吸器内視鏡学会

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