肩悪性軟部腫瘍再発に対して機能温存手術の工夫をした1例
抄録
症例は59歳,男性.肩悪性軟部腫瘍に対する腫瘍広範切除術後3年で再発を認めた.腫瘍は肩峰下腔に局在し,鎖骨骨幹部と肩甲棘基部で骨切りを行い,肩鎖関節の連続性を保ったまま反転し,腫瘍を切除した.術後1年で再発は認めず,肩関節可動域は術前と同等であった.悪性軟部腫瘍に対する機能温存を考慮した腫瘍切除術は再発のリスクが懸念されるが,本症例は肩鎖関節と三角筋を温存することで,術前の肩関節機能が保たれた.<BR><BR>この論文は第42回日本肩関節学会で発表した.
収録刊行物
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- 肩関節
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肩関節 40 (3), 1078-1082, 2016
日本肩関節学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204758606464
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- NII論文ID
- 130005494074
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- ISSN
- 18816363
- 09104461
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可