麻酔と心臓迷走神経反射

  • 田中 誠
    筑波大学大学院人間総合科学研究科 (医学分野) 機能制御医学専攻麻酔・蘇生学

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タイトル別名
  • Anesthesia and Cardiovagal Baroreflex Responses

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説明

  70年余に及ぶ研究の歴史がある心臓迷走神経反射は, ATRAMI (Autonomic Tone and Reflexes After Myocardial Infarction) studyによって明らかにされたように, さまざまな疾患予後の予測因子として近年注目されている. また生理学の分野における過去10年間の最も大きな発見の一つは, 心臓迷走神経反射における性差であろう. 本稿ではこれらのほかに, 心臓迷走神経反射の測定方法を概説し, 麻酔薬や生理的因子によって心臓迷走神経反射がいかなる影響を受けるかについて, 過去の報告を紹介する.

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