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- 国沢 卓之
- 旭川医科大学麻酔・蘇生学教室
書誌事項
- タイトル別名
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- TCI as the Method of Remifentanil Administration
説明
TCI (target-controlled infusion) や, 効果部位濃度を指標とした麻酔管理法は, 現在広く普及している. 本年発売されたレミフェンタニルは効果の発現・消失が速やかで蓄積性がないため, 薬物動態学に基づいた麻酔管理を行ううえでも利点は多い. 持続投与中に効果部位濃度は一定となるため, 知らずしてTCIを行っている場合がある. 効果部位濃度を規定する因子は除脂肪体重と年齢であり, 具体的な条件を提示し薬物動態シミュレーションを用いて解説する. また, レミフェンタニルの利点と落とし穴を概説し, TCI投与法およびTCI的投与法を紹介する.
収録刊行物
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- 日本臨床麻酔学会誌
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日本臨床麻酔学会誌 27 (4), 381-387, 2007
日本臨床麻酔学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204759912576
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- NII論文ID
- 130004449672
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- ISSN
- 13499149
- 02854945
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可